2015年12月16日 テレビ朝日「グッド!モーニング」で、消費税の軽減税率が酒類と外食をのぞく食品全般となったことを受け、プロが線引き判定をする特集で、代表取締役 田井良夫の各パターンごとの判定が紹介されました。紹介内容は以下の通りです。
<明快!まとめるパネル>軽減税率あいまいな線引き・8%?10%?
軽減税率は低所得者の負担軽減するため特定商品だけ8%に据え置く措置。外食や酒は除外され、10%になる。
税理士・千葉商科大学・田井良夫教授によると、軽減税率はエコの観点からは時代に逆行。正月にも影響が出そう。使い捨て容器入りおせちは8%、重箱入りおせちは10%。高級容器自体に価値が有るため(読売新聞より)。
金融財政アナリスト・SMBC日興証券・末澤豪謙、神奈川大学経営学部・青木宗明教授、田井教授に、軽減税率の線引きを予想してもらった。鏡餅のみかんについて青木教授、田井教授は8%、末澤は10%と予想。給食は、末澤、青木教授は8%、田井教授10%と予想。田井教授によるとカラオケは非常に線引きが難しい。今後、陳情合戦の可能性。新聞は定期購読なら8%。これは日本新聞協会が「知識への課税は最小限度にとどめるべき」と与党に陳情したから。
これについては、民主党・細野豪志政調会長は「強い違和感」とのコメント。財務省幹部は「陳情の大合唱になる」とのコメント。キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・元外交官・宮家邦彦のスタジオコメント。